コラム

COLUMN

創立100年を迎える保育所 アルバムは空襲もくぐり抜けた みんなのお宝写真館(26)

まりつきや滑り台などをして遊ぶ子どもたち。1933(昭和8)年ごろ、現在の東京都台東区にあった「浅草会館」で。

園庭の子ら 生き生きと

着物姿の幼児が元気に手を挙げたり、げたを履いた姿でまりつきをして遊んでいたり。
7月に創立100周年を迎える社会福祉法人康保会(東京都台東区)のアルバムに収められていた写真だ。
いずれも、大正末期から昭和初期の保育所で撮られた。

同会は1920(大正9)年、米国人宣教師ヘーギン氏らが開いたセツルメント施設「浅草会館」が起源だ。
保育や無料診療などの福祉活動に取り組み、1941(昭和16)年に名称を康保会に変えた。現在は保育所など4施設を運営し、未就学児約320人を受け入れている。

これら戦前の記録写真は、奇跡的に45年の東京大空襲をくぐり抜けた。
理事長の遠藤正明さん(52)は「父によると、この一帯は焼け野原になり、上野の山まで見えたそうです」。
しかし、建物の一部が焼けずに済み、そこにアルバムが残っていたという。

遠藤さんは、会の歴史を紹介する動画を作るため、保育園向けウェブ開発を手がける株式会社MJ(大阪市中央区)を通じ、ニッポン写真遺産で記録写真をデジタル化した。
「動画にしてホームページにアップすれば保護者にスマホで見てもらえる。保育士の採用活動や研修にも役に立つ」と遠藤さん。

秋に開催する記念式典でも上映する予定で、遠藤さんは「私たちにとって、100周年は再スタートの節目。次の100年のあるべき姿を、地域の皆さんにお示しする機会にしたい」と話している。

元気に手を挙げる子どもたち。1925(大正14)年ごろ、現在の東京都台東区にあった「浅草会館」で。

 

ふとんで昼寝する子どもたち。昭和初期、同じく「浅草会館」で。

 

社会福祉法人康保会の遠藤正明理事長

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