コラム

COLUMN

2018/10/22

みんなのお宝写真館(10)

三重県松阪市の工場を訪れた高松宮殿下(前から2列目の中央)=1948年5月撮影

■創業90周年 社史編さんにも備えて
当サービスでは、法人からの利用も受け付けている。自動車用防振ゴム製造大手の住友理工(名古屋市)からは、ポケット式アルバム11冊、フィルム55本などの写真原板が寄せられた。創業90年の節目を来年に控え、周年事業にも備えて、社内の記録写真をデジタル化するという。

同社は1929年に「昭和興業」として三重県四日市市で創業。61年から約半世紀にわたり「東海ゴム工業」として親しまれたが、2014年に現在の社名になった。

2016年には、名古屋市に「グローバル本社」を設立。愛知県小牧市の本社工場などからいくつかの部署が移転したが、このとき、各部門で別々に保管されていた過去の記録写真をどうするかが問題になった。しかも、一部は傷みがひどくなっていた。
同社は、これを広報IR部で一括管理することとし、劣化が進む前にデジタル保存することにした。

多くの写真の中で特に目を引いたのは、1948(昭和23)年5月に三重県の同社松阪工場で撮影されたという一コマだ。

大勢の従業員が並ぶ中、前から2列目の中央に立つのは、高松宮宣仁(のぶひと)殿下だ。その向かって右隣、黒い礼装姿が当時の西村晋太郎社長、左隣は青木理(まさる)知事。殿下は戦後復興の視察のため同県を訪れていた。当時、松阪工場ではゴムホースや糸ゴムなどを生産していたという。

高松宮殿下は昭和天皇の実弟だ。終戦後、天皇人間宣言を経て、皇室が開かれた存在になったとはいえ、大勢の従業員らとの距離の近さに驚かされる。

この写真のほかにも、国内外の工場新設時の空撮写真や、新たに稼働を始めた生産ラインの写真など、同社の発展のマイルストーンとなる数々の記録写真が、当サービスでデジタル化された。

同社広報IR部の寺田憲司さん(37)は「来るべき100周年では社史の編さん事業も想定される。それに備え、きちんと記録を残していきたい」と話している。

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