コラム

COLUMN

特徴を知って使いこなそう~写真整理アドバイザー七つ道具(4)スキャナー~

なぜ、紙の写真はデジタル化しておいたほうがいいの?

群馬県で活動をしている、写真整理上級アドバイザーの齋藤千奈津です。
写真整理アドバイザーの七つ道具をご紹介するシリーズ、今回は、写真を画像データとして取り込む道具、「スキャナー」をご紹介します

アルバムに貼った写真やポケットアルバムの写真は、スキャナーを使ってデジタルのデータにしておくことをお勧めします。そのメリットの1つは、デジタル写真は紙焼き写真のような劣化がないことです。数十年も前にプリントされた写真には、色あせや変色が見られることがあります。
また、妊娠中のおなかの中を写したエコー写真を大切に保存されている方もいると思いますが、エコー写真は感熱紙でプリントされているため、長くても数年で真っ白になってしまいます
このような貴重な写真をできるだけ当時の状態で保存したいなら、早めにデジタルのデータにしておくことがお勧めです。

もうひとつのメリットは、デジタルデータ化することで、デジカメやスマートフォンで撮影した写真と一緒にまとめて管理できるようになることです。
データ管理の一元化で管理がスマートになるのはもちろんですが、紙のようにかさばることがないので、省スペース化にもつながります。

紙の写真は、スキャナーを使えば誰でも簡単にデジタルデータにすることができます。
スキャナーにもいろいろな種類があり、写真の状態によって使い分けすることで、効率よくデジタル化ができます。
今回は、さまざまなスキャナーについてご紹介します。

タイプ別スキャナー紹介

フラットベッドスキャナー

皆さんが一番イメージしやすいのは、コピー機のようにガラス面に原稿を置いてスキャンするタイプではないでしょうか。
最近の家庭用プリンターは、印刷やコピー、それにスキャン機能を持ち合わせた複合機が一般的になりました。
機種によっては、複数枚の写真を一度にスキャンすることができます。
でも、ガラス面の大きさに制限があるのと、写真の入れ替えに手間取るため、大量の読み込みには不向きです。

シートフィードスキャナー

アルバムに貼られていないバラの写真をまとめて読み込むのに適しています
自動給紙で読み取り速度も速く、写真のサイズも自動で判別してくれます。
はがき程度の厚みまでなら読み込むことができるので、写真のスキャンだけでなく、年賀状の管理や書類・伝票のスキャンに使えるタイプもあります。


PFU  Scansnap ix1500

オーバーヘッドスキャナー

スタンド上部に付いたヘッドが動くことで、スキャンしていきます。
A3サイズ程度までの範囲をスキャンできるので、アルバムを開いたままスキャンしたり、絵画や数センチ程度の厚さの立体物などもスキャンしたりすることができます
お子さんが園や学校で制作した図画や工作なども、このスキャナーで読み取ることができます。実物の作品は保管場所の問題もあり長期間保存できないうえ、サイズも大きい図画などは、A4サイズまでしか入らないスキャナーでは読み込むことができません。ですので、このようなスキャナーがあるととても便利だと感じます。


PFU Scansnap SV600

ハンディ―スキャナー

小型で軽量なタイプのスキャナー。必要な時すぐに取り出してスキャンできるので便利です。また、Wi-Fi機能が搭載されているので、出先でスキャンしてスマートフォンにデータを保存する、という使い方もできます。
ご年配の方で、1~2枚の紙焼き写真だけ、とりわけ大切にお持ちになっていることがあります。
その写真が色あせかけてしまって、今のうちにスキャンできればいいのに、という時も、サッとスキャンして、スマートフォンに送れば、すぐにデジタル化できます。たったこれだけのことですが、その方には大変喜ばれます。


PFU  Scansnap iX100

アルバムスキャナー

こちらのスキャナーは、アルバムからはがせない写真を手軽にスキャンできる、優れものです。
この商品は「Omoidori」(おもいどり)というiPhone(5~8までの機種)専用のスキャナーで、写真をアルバムからはがさずに、そのままスキャンすることができます。残念ながら2020年3月末でメーカーでの販売は終了し、在庫がなくなり次第完売となってしまいます。
まず写真の大きさがL判か2L判かを選択して、スキャン開始。左右から光を当てて2回スキャンし画像を合成するため、透明シートで覆われた写真も、反射の写り込みがない画像が得られます


PFU Omoidori

写真をはがさずにスキャンできるスマホアプリもあります。例えば、「フォトスキャンby Googleフォト」というアプリは無料で利用できます。

アプリを開いて、スキャンしたい写真をフレーム内に入れ、シャッターを切ります。すると、中央と四隅に○印が出てきます。中央の○を、▲印の方向にある○印に重ねるとシャッター音が鳴り、次に▲印の方向にある○印に重ねると、またシャッターが切れます。こうして4隅の○印でシャッターを切ると、スキャンが完了し画像が合成されて自動的にカメラロールに保存されます。

スマホアプリを使うスキャンは手軽にできるので、スマホをお持ちの方は一度試してみてはいかがでしょうか。

自分で買うなら、どれを買うべき?

ここに紹介したスキャナーは特徴が異なりどれも便利ですが、全部買いそろえるわけにはいきませんよね。
「1つだけ選ぶとしたら、どれにしたらよいか?」と尋ねられたら、「ハンディースキャナー」をお勧めします。価格も手頃で、機能的にも、使い勝手の面でも万能なタイプといえます。

とはいえ、お手元にあるすべての写真を、ご自身でスキャナーを購入してデジタル化していくには、大変な時間と労力がかかるのも事実です。
「スキャナーを買って作業を始めてみたけど、思った以上に大変!」と思われたら、「ニッポン写真遺産」のような、古写真デジタル化サービスに任せるのも手です。
「ニッポン写真遺産」なら、上記のようなハンディースキャナーでは難しい、アルバムのページ面全体のスキャン画像も納品されます。
すべて自分でやろう!などと気負いこまずに、そういったサービスならではのメリットも活用したいですね。

スキャンしておくと、楽しみが増える

ご家庭にスキャナーがあれば、写真だけでなく書類もスキャンできます。
我が家では、運動会や発表会のプログラムなどをスキャンして、写真と一緒に保存しておくようにしました。そのおかげで、その日の出来事を思い出しやすくなりました。
運動会でダンスをしている写真を見たときに、どんな曲を使って踊ったのか、というところまでは、写真を見ただけでは思い出せないこともありました。ピアノの発表会も同様に、写真を見ただけではどんな曲を弾いていたのかまでは思い出せないことがありました。毎年のように実施される行事ではありがちなことですよね。

紙焼き写真をスキャンしてデジタル化する理由やメリットについては、最初にも書いた通りですが、その他にも、スキャンした後の楽しみも広がり、写真を見返す機会も増えます。
スキャンした中からお気に入りの写真を選んで、フォトブックのようなコンパクトなアルバムにリメイクすると、重いアルバムが軽くてコンパクトになり、いつでもページをめくることができますし、持ち歩きも簡単になります。

グループホームなどへ入居される方のアルバムを、お気に入り写真だけ集めて、軽くてコンパクトなフォトブックにリメイクして差し上げると、重いアルバムの頃よりもページをめくる機会が増えるようになりますよ。
また、スマートフォンからSNSを利用して友達と写真を共有するなど、新たな形で写真を楽しむことも可能になります。普段なかなか会えない、遠くに住んでいる親類にも写真を見てもらえて、それをきっかけに交流が増えるようになりますね。

スキャナーを取り上げた今回のコラム、いかがでしたか。
次回、「写真整理アドバイザー七つ道具」シリーズの第5回は、「用途にあわせて最適の一冊を!~フォトブック~」と題してお届けします。どうぞお楽しみに!

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