コラム

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選別できた写真はここへ!~写真整理アドバイザー七つ道具(6)アルバム・収納箱~

写真整理が終わったら、どこに収納しますか!?

愛媛県で活動している写真整理上級アドバイザーの三好祥子です。
写真整理アドバイザーの七つ道具をご紹介するシリーズ、今回は、整理し終えた写真を保管するためのグッズ、「アルバム」や「収納箱」をご紹介します。

写真を整理した後、紙焼き写真のまま取っておきたいものを残したら、それをどのように収納したらいいでしょうか?
みなさんがすぐに思い浮かべるのはアルバムですか?それとも、封筒や空き箱?段ボール?
大切な写真だからこそ、すぐに「見返す」ことができるように、なるべく上手に保存しておきたいですよね…。

そして、一口に「アルバムに収納する」といっても、その目的は大きく分けて次の3つのパターンがあるかと思います。

1.デジタル化したあと、残しておきたい紙焼き写真をアルバムに収納
写真をデータにしたけれど、どうしても捨てられない写真がある。もしくは、紙でも残しておきたいというケースです。

2.紙焼き写真をそのまま残すため、整理し直してアルバムに収納
デジタル化をせず、紙焼き写真をそのまま整理して新しいアルバムに収納する方法です。一度整理しなおした後に、アルバムをデータ化する人もいます。

3.スマホやデジカメで撮影したデジタル写真をプリントしてアルバムに収納
ここ20年くらいの写真は、デジタル写真がほとんどです。デジタル写真は、何らかのトラブルでいつ消えてなくなってしまうか分かりませんので、二重三重のバックアップが必要です。プリントしてアナログ化することもバックアップになるのです。

どのパターンの方であっても、実際にどんな収納方法があり、それぞれにどんな特徴があるのかを知って選びたいですね。
以下、アルバムのタイプ別に、メリット・デメリットや実際の活用事例をご紹介しましょう!

アルバムの種類と特徴

何といっても、写真の収納場所としてはアルバムが一番簡単ではないでしょうか。アルバムは主に4種類に分けられます。

ポケットタイプ

プリントした時に写真屋さんがくれるような、写真がぴったり納まるポケットに差し込むタイプのアルバムです。ほかにも、5冊セットで箱に入っているものなど、写真のサイズ、アルバムの大きさや収納できる枚数など種類が豊富です。

【メリット】
写真を時系列やイベントごとに、自分の好きなカテゴリーで分かりやすく分類して入れることができます。レイアウトに悩むことなく、サクサクと写真を納めることができるのが大きな特徴です。写真の表面がフィルムで保護されており、必要な写真をすぐに取り出すことができます。
私がいくつか利用したポケットタイプのアルバムの使用感としては、価格によって、写真の納まり具合が異なります。安価なものだと、見返している途中で写真がスポッと抜けることがありました。高いものの方が、アルバムの紙質やフィルムの質感も良かったです。

【デメリット】
縦に撮影した写真と横に撮影した写真が混在するので、見返す時に首を傾げるかアルバムを回すなど、スムーズに見ることが難しいです。また、アルバムによって、L判や2L判など、収納できる写真のサイズが決まっているので、同じサイズの写真しか入れることができません。特に、旅行の集合写真が大きくて納まらないことがあります。

【こんな方におススメ】
たくさんの写真があって、そのほとんどを保管しておきたい人におススメのアルバムです。

フィルムシートタイプ

皆さんもきっと1冊はお持ちの、透明フィルムをめくって写真を貼るタイプのアルバムです。弱粘着性ののりがついた台紙に写真を置き、上から透明フィルムシートでカバーします。

【メリット】
写真がフィルムでカバーされるので、紫外線や酸など写真にとって有害な物質から保護することができ、長期保存に最適です。また、レイアウトの自由度が高いので、大きい写真も小さい写真も同じページに貼ったり、コメントの記入やシールなどでデコレーションすることができます。台紙にのりがついているので、入場券や飛行機搭乗券などの思い出の品と一緒にしておくこともできます。

【デメリット】
自由にレイアウトができる一方で、レイアウトに工夫が必要かもしれません。また、台紙とフィルムでアルバムが重くなることが多いのが難点です。ポケットアルバムに比べると価格は少し高めですが、逆に安いものは粘着のりが弱すぎてフィルムがペラペラとはがれるものもあるので要注意です。長期保存を目的としている場合には、アシッドフリー(酸を含まない製品)の台紙のものを選ぶと良いでしょう。

【こんな方におススメ】
ポケットアルバムに比べると完成までに多少の手間暇はかかりますが、自分の見やすいようにレイアウトしたい方、色々な大きさの写真を1冊に詰め込みたい方、写真をきれいな状態で保管したい方におススメです。

スクラップタイプ

昔からある、台紙の上に写真をのりで直接貼り付けるタイプのアルバムです。
価格としては、アシッドフリー(酸を含まない製品)などにこだわると高額になります。


【メリット】
レイアウトの自由度が高く、コメントを入れたりデコレーションをしたり、オリジナリティーあふれるアルバムを作成できます。他の種類のアルバムと比べて、見返す時にじっくり見たくなるような気がします。すぐに手に取れるようにリビングに置いていたら、子どもが絵本代わりに見ていることもありますよ!

【デメリット】
作成に時間がかかったり、材料を準備したりする必要があります。また、写真の保護はできないので、写真を保護する工夫が必要になります。ページの間に紙やティッシュペーパーを挟んでいる人もいるようです。

【こんな方におススメ】
工作が好きな方、スクラップブッキングを趣味としている方などに人気の方法です。お父さん・お母さんが自分のアルバムをデコレーションして作ってくれると、お子さんは大喜びします。また、作っている時間はいつもの家事育児を忘れて楽しむことができるので、息抜きに作るよ!というママさんも増えています。また、お孫さんの写真を使って作る人もいます。

フォトブック

写真をある程度整理した後に、紙焼き写真を新しくアルバムにして残すことをご紹介してきましたが、この際、例えば亡くなったご両親の写真や、自分の趣味関係の写真など、特定のテーマをまとめたものを作ってみてはいかがでしょうか。それには、「フォトブック」がうってつけです。

フォトブックは、デジタル化した写真を使って、自分のパソコンやスマホの専用アプリケーション、あるいは写真店の店頭受付機などで気軽に作ることができます。フォトブックのメーカーは国内に約20社あり、価格や印刷技術、装丁などが異なります。写真集のような高級感あふれるものや、安価で手軽に作成できるものなど、メーカーによってサービスや仕様も様々です。
詳しくは、当シリーズコラムの5回目「用途にあわせて最適の一冊を!~写真整理アドバイザー七つ道具(5)フォトブック~」もお読みください。

【メリット】
本のようなアルバムを1冊から、手軽に作成することができます。背景やスタンプなどを利用してデコレーションしたり、コメントを入れることができるものもあります。時系列や写真の選択順など、自動で写真をレイアウトしてくれるサービスもあります。

【デメリット】
デジタル写真を利用して作成するので、紙焼き写真はデジタル化しておく必要があります。プレビューで確認しただけで注文するので、質感や印刷の具合、サイズ感など自分の思っていたものと少し仕上がりが違う・・・ということもあります。フォトブックの作成費の他に、店頭での注文以外は送料がかかります。

【こんな方におススメ】
写真を選んでプリントした後、さらにアルバムに挟む作業が苦手な人によいでしょう。また、パソコンやスマホでのフォトブック作成を楽しみつつプリントしたい!という人にもおススメです。

収納箱での保管

もっと簡単に収納したい方は、しっかりとした収納箱がおススメです。アルバムに納まりきらない大きめの写真、思い出の品など、何でも入れることができます。私の場合、集合写真など大きいサイズの写真、修学旅行のしおりやパスポートなど思い出の品、亡き父が大事にとっていた手紙、写真整理した後に本の間から見つかった写真などをこの収納箱に納めています。

これは、無印良品で販売している紙箱です。かなり丈夫で作りがしっかりしています。色はベージュとチャコールグレーの2色ありますが、写真の劣化につながる「光」が少しでもさえぎれるかな?という理由で、チャコールグレーを選びました。

私の父の遺品の完成形は、コチラ。全てのアルバムをスキャンしてデジタル化し、バッファロー製の画像保存機器「おもいでばこ」へ。また、厳選したものをDVDへ。どうしても残したい写真だけ、新調したフィルムタイプアルバムに収納。それ以外の思い出の品は、収納箱に納めました。

私の家族写真の完成形(現在進行中)の一部をご紹介。夫と私のスマホで撮影した写真、ミラーレス一眼で撮影した写真は動画も含めておもいでばこへ。月に一度注文するプリント写真で作ったアルバム、自分の息抜きがてら作ったスクラップブッキングタイプのアルバム(ハマりすぎて、スクラップブッキングの講師資格もとりました)、色々な写真グッズの数々。

写真は楽しんでこそ!

写真の収納方法は、たくさんあります。その人の残したい形はまさに十人十色。
大切なのは、いつの時代になっても見ることができるようになっていることです
「紙焼き写真は時代に合わせてデジタル化してコンパクトに」しておき、逆に、デジタル写真しかない人にとっては、絶対に「後世に残したい写真だけを厳選してプリントすることも必要」です。
「残したい」と思って撮影したその写真を、いつまでも大切に手元に残し、楽しく見返してもらいたいと思っています。

次回、「写真整理アドバイザーの七つ道具」シリーズの最終回は、「専門家はこうやって使います!~写真整理アドバイザー七つ道具(7)おもいでばこ~」と題して、バッファロー製の画像保存機器を紹介します。どうぞお楽しみに!

 

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